クツの履き方・選び方
6-2-2:クツの履き方・選び方
○ 革製で中が広く、足首で履くようなタイプが良い。スポーツシューズなどの固定するタイプはニオイがしやすくなっています。
○ 蒸れと微生物の増殖を抑えるために、同じクツを毎日はかない。
○ クツのサイズ選びも重要です。サイズによって疲れ方やニオイも違ってきますので、足と靴に隙間が出来るようなはきやすいクツを履かない。
○ 蒸れ防止のために、通気性の良いクツを履く
○ 足に汗をかきやすい人なら1日履いたクツはかなり湿っているので、家に帰ったら、消臭剤を掛け、完全に乾かしてから履く。
○ 出来る限り足を乾燥させる。
○ 洗えないのであれば、靴の中の表面の汗を良くふき取り、ドライヤーや乾燥機で中を乾燥させ、消毒用アルコールのスプレーで、中を消毒する。
臭い靴 臭いとり 洗い方
6-2-1:クツの殺菌・洗い方
雑菌は、漂白剤やエタノールなどで簡単に取ることができます。でも、「ニオイを除く」と「殺菌」とは全く違うので、注意してください。
クツは、一度、臭ってしまうとなかなか取れません。
○ 通園の革靴などはそのまま洗えないので、消毒用アルコール(エタノール)を靴の中にかけたり、エタノールを染込ませてコットンなどでクツの使用前後で中を拭くなどの消毒を行う。
変色や素材の傷みなどに注意してください。湿りますので日陰干に!!
○ 玄関マットなどにはミョウバン水をスプレーする。
○ 布製の場合は、ゴシゴシと洗い、革靴の場合は、普通の石鹸ではクツを傷めてしまいますので、専用の洗浄液(サドルソープなど)を使って中身を綺麗にしてください。
○ 最終手段として、クツが布であれば酸素系漂白剤(キッチン用でもOK)で漬け置きして殺菌。裏の説明書をよく読み使用すること。ちなみに色付きのスニーカだと色落ちの可能性があるので注意。
足の臭い消臭
お風呂に入っている時は・・・軽く水洗いしてから・・・
○ 薬用石鹸(ミューズなど)で指間も含め足の裏をキレイに洗う:お勧め度 80%
○ 木酢液を薄めた液に10分ほど足を浸ける :お勧め度は40%
((木酢・竹酢液は、独特なニオイがあって、やっぱり、きついです)。
○ ヨード(うがい薬のイソジンなど)を薄めた溶液で足を洗浄する:お勧め度 60%
○ [塩化ベンザルコニウム](液体)を薄めて足裏をもみ洗いする:お勧め度 60%
(ちなみに、病室の入口にある手洗い容器の中身は塩化ベンザルコニウム水溶液)
お風呂から出てきたら・・・
○ エタノール(薬局で安く販売)をガーゼやティッシュに
染込ませて足裏、指の間を拭く・・・お勧め度は70%
○ オロナイン軟膏(殺菌効果あり)をつま先や指の間に薄く塗る:お勧め度は30%
(ベタベタして、フローリングが汚れてしまうので)
臭いの解決方法
6:解決方法
足の汗に細菌が繁殖しニオイが発生しますので,汗を吸い取る工夫,雑菌を繁殖させないことが大切です。
まずは、殺菌によるニオイの軽減(金属イオンによる、その他殺菌法)とクツ・靴下・中敷の使用方法や保存方法などについて説明します。